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国境を越えた4日間 グローバル学生80人とココネグループが描いた“社会課題解決”のかたち

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ココネグループが学生スタートアップキャンプ GCSC2026に協賛した理由

「皆さんは新しい世代です。『人間ではない知的な存在』と共に働く世代です」

GCSC2026最終日。
ココネグループ創業者・千龍ノ介は、日韓から集まった学生を前に、静かにそして力強く語りかけました。

「皆さんと私は、これから新しい場所へ共に旅立つ仲間です。共に道を歩み、励まし合い、良い仕事を成し遂げていきましょう」

AIが当たり前に存在する時代。
人間と“人間ではない知性”が共に働く世界で、私たちはどう生き、何を創るのか。

その問いを体現する4日間が、2026年2月8日から11日まで開催された「GCSC(Global College Startup Camp)2026」でした。

AIを「使う」のではなく、「使いこなす」世代

今回、私たちが強く印象づけられたのは、学生たちのAI活用力でした。

ほんの数年前まで、3日間でアプリケーションを完成させることは、ほぼ不可能でした。しかし今は違います。学生たちはAIと対話しながらコードを書き、デバッグし、仮説を検証し、形にしていきます。

実際に、いくつものチームが短期間で作ったとは思えない完成度のアプリを発表しました。

あるチームは、メタバース空間をWeb上に構築。AIを活用して短時間で形にしたその実行力には目を見張るものがありました。

しかし同時に、メンターとして参加したココネグループのエンジニアは、こう声をかけました。

「あれもこれもやりたい気持ちはわかる。でも、一番大切なことを一つに絞って、それを徹底的に磨いてみたらどうだろう?」

学生たちは真剣な表情で頷きます。

AIは万能ではありません。
けれど、想いを“具体的な形”にするための強力なパートナーにはなり得ます。

重要なのは、「AIを使う」ことではなく、「使いこなす」こと。

構想を実装へと近づけ、成果を生み出し、検証し、磨き続ける力。
この世代は、そのサイクルを驚くほど自然に回していました。

寒波の中で始まった、共創の4日間

2026年2月8日。
日本列島は厳しい寒波に包まれていました。東京都内でも最高気温は5度を下回り、冷たい空気が街を覆う中、国立オリンピック記念青少年総合センターに日韓の大学生80名が集まりました。

日本40名、韓国40名。
起業を志す学生たちが挑んだのは、2つのテーマのいずれかです。

  • 気候変動・貧困・教育格差など世界規模の課題に向き合う「Global Issue Track」
  • 日韓両国が直面する地域課題を扱う「Local Issue Track」

彼らに与えられたミッションは、これらの社会課題を解決する新たなアプリサービスを構想し、形にすることでした。

主催は、一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部と嘉泉大学スタートアップカレッジ(Gachon Cocone School)
過去2回は韓国開催であり、日本での開催は今回が初めてです。
ココネグループは、この挑戦に協賛という形で参加しました。

最初の議題は「何語で話すか」

日韓混成4人1組、全20チーム。

しかし、彼らが最初に直面した課題は社会問題そのものではありませんでした。

それは―「何語で話すか」

英語を共通言語にするチーム。
日本語を選ぶチーム。
韓国語で進めるチーム。

けれど実際の議論を見ていると、言語は固定されていませんでした。

技術的な話になると英語に切り替わる。
感情を込めた説明では母語が飛び出す。
3つの言語が自然に交錯し、補い合う。

完璧な英語も、正確な翻訳も必要ない。

そこにあったのは、「一緒に何かを創りたい」という熱意でした。

社会課題に向き合う前に、彼らはまず「理解し合う方法」を模索していたのです。

拡張される二つのリアルワールド

私たち人類は、これから二つの拡張された世界を生きることになります。

一つは、地球から宇宙へと広がる「物理的な世界の拡張」
もう一つは、意識・感情・関係・アイデンティティが展開される「精神的な世界としてのデジタルワールドの拡張」です。

ココネグループは、後者―デジタルワールドの拡張を牽引する企業として、人と人をつなぎ、価値を生み出すことに挑戦してきました。

AIが日常に浸透した今、私たちは“AIに仕事を奪われる存在”ではなく、“AIと共に価値を創造する存在”へと進化していく必要があります。

だからこそ、若い世代が国境を越えて協働する場には、大きな意味があります。

アイデアを構想で終わらせず、実装へ近づける。
技術と事業の両視点で社会課題に挑む。

GCSCは、その縮図でした。

「皆さんの観点が、会社の枠組みになる」

最終日、千は学生たちにこう語りました。

「本当に重要なのは、『皆さんの観点が、皆さんが作る会社の枠組みになる』ということです。良い観点を持って挑戦してください」

そして続けます。

「もし私が20代に戻れるなら、当時の自分にこう伝えたい。
悩みや思考をしっかり持ち、応え、耐え抜くことができるか。
そのためのグリット(やり抜く力)や器を持っているか」

それは単なる激励ではありませんでした。

AIと共に働く時代に必要なのは、技術だけではない。
問い続ける力、考え抜く力、やり抜く力。

「皆さんの人生を心から応援しています」

その言葉に、会場の空気は静かに、しかし確かに震えていました。

共に旅立つ仲間として

寒波の中で始まった4日間。
言語の壁を越え、AIを使いこなし、社会課題に向き合った学生たち。

そして彼らを支え、伴走したメンターたち。

GCSC2026は、単なるスタートアップキャンプではありませんでした。
それは、次の時代を担う世代が、「AIと共に創る未来」を実践する場でした。

ココネグループはこれからも、技術を通じて人と人をつなぎ、新たな世界の扉を開けようと挑戦する世代を支えていきます。

国境を越え、
AIと共に創る。

その旅は、すでに始まっています。

GCSC2026実施概要

名称GCSC (Global College Startup Camp) 2026
期間2026年2月8日(日)〜11日(火・祝)
主催一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部嘉泉大学スタートアップカレッジ(Gachon Cocone School)
会場国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)
参加者日本40名、韓国40名(計80名の大学生)
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韓国 気候エネルギー環境部、新韓銀行
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